④ 「頑張れる人」と「続けられる人」は、同じではありません

「この人なら大丈夫そうですね。」


見学や体験利用を終えたあと、そう感じる方がいます。


受け答えもしっかりしています。


作業も問題なくこなせます。


意欲もあります。


だから、私たちも「順調に進みそうだな」と思うことがあります。


ところが、実際にはそうならないことがあります。


最初から飛ばし過ぎてしまうのです。


毎日来ようとします。


無理をしてでも作業を続けます。


疲れていても「大丈夫です」と答えます。


困っていることがあっても、自分から相談しません。


その結果、一か月後には疲れ切ってしまい、通所が難しくなることがあります。


反対に、最初は週に二日から始めた方がいます。


一日の作業時間も短く、疲れた日は早めに帰宅することもありました。


作業のスピードも決して速くはありませんでした。


しかし、その方は半年後も、一年後も変わらず通っています。


体力がつき、生活リズムが整い、少しずつ作業時間も増えていきました。


私たちは、この二人を見たときに考えます。


本当に必要なのは、「今日どれだけ頑張れたか」なのだろうか、と。


就職を目指すのであれば、なおさらです。


採用されることはもちろん大切です。


しかし、それ以上に大切なのは、その仕事を続けられることです。


どんなに能力があっても、一週間で辞めてしまえば、その力を十分に発揮することはできません。


反対に、少しずつでも経験を積み重ねながら働き続けられる方は、時間とともにできることが増えていきます。


だから私たちは、「もっと頑張ってください」と伝えることもあります。


その一方で、「今日はここまでにしましょう」と止めることもあります。


一見すると矛盾しているように見えるかもしれません。


しかし、どちらも目的は同じです。


その人が、一か月後も、一年後も、その先も生活を続けられるようになることです。


リハビリとは、一日だけ良い結果を出すことではありません。


生活の中で、その力を使い続けられるようになることだと、私たちは考えています。


見学はいつでも受け付けています


「今の自分でも通えるだろうか」「続けられるか不安」という方も、一人で悩まずお気軽にご相談ください。一緒に無理のない通い方を考えていきます。


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