⑤ 「できるようになった」だけでは終わりません

リハビリや支援の中では、「できるようになった」という言葉を使うことがあります。


作業の手順を覚えた。


決まった時間に通えるようになった。


分からないことを確認できるようになった。


そうした変化は、とても大切です。


ただ、私たちは「できるようになった」だけで終わりだとは考えていません。


大切なのは、それが生活の中で続いていくかどうかです。


一度できたことでも、体調が悪い日には難しくなることがあります。


気持ちが落ち着かない日は、同じ作業でも手が止まることがあります。


人間関係や家庭の出来事が影響して、通うこと自体が重くなる日もあります。


だから、「できた」という結果だけを見るのではなく、できたりできなかったりする中で、どう続けていくかを一緒に考えています。


仕事でも同じです。


一つの作業ができることと、その仕事を続けられることは同じではありません。


時間を守ること。


疲れた時に休むこと。


困った時に相談すること。


失敗したあとに戻ってくること。


そうした力があって初めて、できることが生活や仕事の中で生きてきます。


私たちが見ているのは、できるようになった瞬間だけではありません。


そのあとも無理なく続けられているか。


崩れた時に立て直せるか。


以前より早く相談できるようになっているか。


そうした変化を見ています。


「できるようになること」は大切です。


でも、それ以上に大切なのは、できるようになったことを、その人の生活の中でどう使っていくかです。


リハビリは、できた瞬間で終わるものではありません。


その力を生活の中で使い続けられるようになるところまで、私たちは一緒に考えていきたいと思っています。


見学はいつでも受け付けています。


「できることを増やしたい」「今できていることを生活や仕事につなげたい」という方も、お気軽にご相談ください。


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