就労継続支援B型というと、「作業をする場所」というイメージを持たれることがあります。
もちろん、それは間違いではありません。
実際に、利用者さんは様々な作業に取り組んでいます。
しかし、私たちが目指しているのは、「作業が上手になること」ではありません。
作業ができることと、働き続けられることは、必ずしも同じではないからです。
例えば、作業そのものはとても丁寧で、覚えるのも早い方がいます。
ところが、時間が守れません。
疲れていても無理をしてしまいます。
困っていても相談ができません。
注意されると気持ちを切り替えられず、その日一日作業が手につかなくなることもあります。
反対に、作業のスピードはゆっくりでも、毎日決まった時間に通い、分からないことは確認し、疲れたときには「少し休みます」と伝えられる方もいます。
どちらが長く働けるでしょうか。
答えは、一つではありません。
ただ、実際の職場では、作業能力だけで評価されることは少ないと感じています。
時間を守ること。
報告や相談ができること。
体調を整えられること。
人と協力できること。
こうした力があって初めて、作業する力が生きてきます。
だから私たちは、作業だけを教えることはしていません。
「今日は少し疲れています。」
「このやり方で合っていますか。」
「もう一度教えてください。」
そんな一言を伝えられることも、大切な力だと考えています。
病院で行うリハビリでは、「身体が動くようになること」が一つの目標になります。
地域で生活し、働いていくためには、その力をどう使うかが問われます。
私たちが見ているのは、作業の完成度だけではありません。
その人が職場で困ったとき、どう行動できるか。
生活の中で困ったとき、誰に相談できるか。
そうした「働き続ける力」を、日々の作業や面談を通して一緒に育てていきたいと考えています。
見学はいつでも受け付けています
作業が得意かどうかではなく、「自分に合った働き方を考えたい」という方も、お気軽にご相談ください。
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