⑦ リハビリのゴールは、人それぞれです

「リハビリが終わるのは、どんな時ですか。」


そのような質問をいただくことがあります。


病院であれば、退院という一つの区切りがあります。


しかし、地域で生活する人にとって、生活そのものに終わりはありません。


そのため、私たちは「ここまでできたら終わり」という考え方はしていません。


利用者さんによって目標は違います。


毎日通所できるようになることが目標の方もいます。


生活リズムを整えることから始める方もいます。


人と話すことに挑戦している方もいます。


働くことを目標にする方もいます。


一般就労を目指す方もいます。


反対に、今の生活を安定して続けることが目標になる方もいます。


どれも間違いではありません。


その人が、自分らしく生活できることが一番大切だからです。


私たちは、利用者さん一人ひとりと一緒に目標を考えます。


そして、その目標も少しずつ変わっていきます。


最初は「週に一回来られたら十分」と話していた方が、半年後には毎日通えるようになることがあります。


「人前では話せない」と言っていた方が、接客に挑戦することもあります。


「働くなんて考えられない」と話していた方が、自分から求人を探し始めることもあります。


生活は変わります。


人も変わります。


だから、目標も変わっていいのです。


私たちが目指しているのは、全員を同じゴールへ連れていくことではありません。


その人が、その人らしい生活を送れるようになることです。


リハビリとは、できることを増やすだけではありません。


その人が自分の生活に自信を持ち、自分の役割を見つけ、地域の中で暮らしていく力を育てていくことでもあります。


そのために、私たちは今日も作業をし、面談をし、本物の仕事に挑戦しています。


リハビリのゴールは、一つではありません。


だからこそ、私たちは一人ひとり違うリハビリを大切にしています。


見学はいつでも受け付けています。


「今の自分に何が必要なのか分からない」という方も、一緒に考えていきましょう。お気軽にご相談ください。


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