「早く就職した方が良いですよね。」
見学の時に、そのようなお話になることがあります。
もちろん、就職を目標にすることは大切です。
働きたいという気持ちも、とても大切です。
しかし、私たちは「早ければ早いほど良い」とは考えていません。
それには理由があります。
私たちは、就職することよりも、働き続けることの方が難しいことを知っているからです。
就職は、一日で決まることがあります。
しかし、その仕事を一年、二年と続けるためには、毎日の生活が安定していなければなりません。
朝起きること。
決まった時間に通うこと。
疲れた時に休むこと。
困った時に相談すること。
生活リズムを整えること。
一つひとつは特別なことではありません。
しかし、これらは働き続けるための土台になります。
土台が不安定なまま就職すると、最初はうまくいっても、少しずつ無理が積み重なってしまうことがあります。
だから私たちは、「もう少し今の生活を安定させましょう」とお話しすることがあります。
焦らせていないのではありません。
遠回りを勧めているわけでもありません。
長く働き続けるために、今必要な準備を一緒に考えているだけです。
もちろん、人によってはすぐに就職できる方もいます。
その方には、そのタイミングで挑戦していただきます。
反対に、少し時間をかけた方が良い方もいます。
どちらが正しいということではありません。
その人に合った時期を見極めることも、私たちの大切な役割だと考えています。
リハビリは、早く終われば成功というものではありません。
その人が地域で生活し、働き続けられること。
そのために必要な時間は、一人ひとり違います。
だから私たちは、急ぐことよりも、その人に合った歩幅を大切にしています。
見学はいつでも受け付けています。
「今すぐ就職する自信はない」「まずは生活を整えたい」という方も、お気軽にご相談ください。
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