障害があると、「できないこと」に目が向きがちです。
でも、私たちは毎日のように、その反対の場面を見ています。
こちらは、利用者さんが制作した作品です。
一つは、クラフトテープを使った紫陽花。
もう一つは、細かな編み込み模様が特徴の小物入れです。
どちらも簡単に作れるものではありません。
色の組み合わせを考える。
細かな位置を調整する。
集中して丁寧に仕上げる。
途中でやり直すこともあります。
時間をかけて、一つの作品を完成させています。
完成した作品を見ると、
「本当に利用者さんが作ったのですか?」
と驚かれることがあります。
しかし、特別な才能を持った人だけが作っているわけではありません。
最初からここまで作れた方はいません。
失敗を繰り返しながら、少しずつ技術を身につけてきました。
私たちは、その過程を何より大切にしています。
障害があるから何もできない。
病気だから働けない。
そう考えてしまう方もいます。
でも実際には、
「できない」のではなく、「力を発揮できる場所が見つかっていなかった」
という方が少なくありません。
得意なことは人それぞれです。
ものづくりが得意な方。
接客が得意な方。
清掃が得意な方。
パソコンが得意な方。
私たちの役割は、その人の「できないこと」を探すことではありません。
「できること」を見つけ、それを仕事につなげていくことです。
今回紹介した作品も、利用者さんの努力の積み重ねから生まれました。
一つの作品を完成させた経験は、「自分にもできることがある」という自信につながります。
その自信が、次の仕事や新しい挑戦への一歩になることもあります。
障害があることと、可能性がないことは同じではありません。
私たちは、これからも一人ひとりの「できること」を大切に育てていきたいと思います。
見学はいつでも受け付けています。
「自分にも何かできることがあるだろうか」と感じている方は、ぜひ一度見学にお越しください。
作品だけではなく、その人らしい力が育つ過程も見ていただければと思います。
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