相談に来る人の多くが、最初に話すこと

相談の時間が始まっても、
すぐに身体の話になることはあまりありません。


最初に出てくるのは、別の言葉です。


「まだ働けるか分からなくて」


痛みや動きの前にある、不安


歩けるかどうか。
力が入るかどうか。


もちろんそれも大切ですが、
多くの方が気にしているのは少し違う部分です。


周りについていけるだろうか


迷惑をかけないだろうか


前と同じように判断できるだろうか


身体の状態というより、
“働く場面”を想像したときの不安です。


自分では判断がつかない時期があります


回復していく途中では、


「できそうな気もする」
「でも続く気がしない」


その両方が同時に存在します。


調子の良い日は自信が戻り、
疲れが出た日は急に不安になる。


どちらが本当なのか分からなくなる時期です。


だから相談の場では、
正解を探すというより、
いまの状態を一緒に整理していく時間になることが多くあります。


無理に決める必要はありません


相談に来たからといって、
すぐに何かを始める方ばかりではありません。


話をして、


「もう少し生活を整えてからにします」
「いまの状態が分かって安心しました」


そう言って帰られる方もいます。


それでも構わないと思っています。


復職は急いで決めるものではなく、
続けられる形を見つけていく過程だからです。


働く前の“確認の時間”


身体の状態だけでなく、


一日の過ごし方


疲れ方の傾向


集中できる時間


を確認していくことで、
復職後の不安が少し軽くなることがあります。


当事業所では、そうした準備の段階から関わる
復職に向けたリハビリも行っています。


▶︎復職のためのリハビリについてはこちら


「まだ迷っている段階」で大丈夫です


相談に来る方の多くは、
何かを決めたあとではなく、
迷っている途中に来られます。


その時間も回復の一部なのだと思います。


次の一歩を急がず、
いまの状態を確かめるところから始めても大丈夫です。

 

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