病院でリハビリを受けた経験のある方の中には、「訓練ではできたのに、自宅ではうまくいかなかった」と感じたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それは特別なことではありません。
リハビリ室は、安全に訓練できるよう環境が整えられています。一方、生活の場には段差があり、時間に追われ、家族との関わりがあり、その日の体調や気持ちにも左右されます。
つまり、生活は毎日条件が違います。
例えば、作業中は集中できていても、自宅へ帰ると何もする気が起きない日があります。
朝は元気でも、午後になると疲れが強くなる方もいます。
体調だけではありません。
家族との出来事や、人間関係の悩み、眠れなかった夜など、生活には予定どおりにいかない出来事が次々と起こります。
だから私たちは、「訓練どおりにできるか」を目標にはしていません。
大切なのは、予定どおりにいかなかった時にどう対応するかです。
疲れたら休むことができるか。
困った時に相談できるか。
思うようにいかなかった日でも、翌日にもう一度来ることができるか。
生活では、そうした力の方が長く役に立つことがあります。
作業も同じです。
順調に進む日だけではありません。
集中できない日もあります。
失敗する日もあります。
気持ちが乗らない日もあります。
そんな時に、「今日はもう終わりだ」と諦めてしまうのではなく、「今日はここまでにしよう」「明日もう一度やってみよう」と切り替える力も、私たちは大切にしています。
リハビリは、できるようになることだけではありません。
うまくいかない日があっても、生活を続けていく力を身につけることも、同じくらい大切だと考えています。
生活は、訓練どおりにはいきません。
だからこそ私たちは、その人が現実の生活の中で困らない方法を、一緒に考え続けていきたいと思っています。
見学はいつでも受け付けています
「生活の中で思うようにいかないことが増えてきた」「働くことに不安がある」という方も、お気軽にご相談ください。一緒に今できることを考えていきます。
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