「週5日通えないとダメですか?」見学に来る方を見て、最近感じていること

最近、ありがたいことに見学のご相談が続いています。

 

この2週間ほどで、6件ほどの見学予定が入りました。

 

実際の利用につながりそうな方も何人かいます。

 

そんな中で、お話を聞いていると共通して感じることがあります。

 

最初から週5日通えそうな方は、ほとんどいません。

 

体調に波がある。

 

長い時間外にいると疲れてしまう。

 

しばらく仕事から離れていた。

 

生活リズムがまだ整っていない。

 

人がいる場所に長時間いること自体が負担になる。

 

理由は人によって違います。

 

でも、考えてみれば当然なのかもしれません。

 

最初から毎日安定して働けるのであれば、そもそもB型事業所を必要としない方もいるでしょう。

 

最初は週2~3日くらいからでもいい

 

見学のとき、

 

「週5日通わなければいけませんか?」

 

と心配される方がいます。

 

サチエル・ロビンソンでは、最初から週5日を求めているわけではありません。

 

その人の状態にもよりますが、まず週2~3日程度から始めることもあります。

 

午前中から始めた方がいい人もいます。

 

一日利用できても、翌日は休んだ方が安定する人もいます。

 

最初から無理をして週5日通い、数週間で疲れて来られなくなってしまうのであれば、それでは意味がありません。

 

まずは、

 

「これなら続けられそうだ」

 

というところから始める。

 

そこは柔軟に考えています。

 

ただし、「週1回の習い事」ではありません

 

ここは、はっきり書いておきたいと思います。

 

B型事業所は、好きなときだけ参加する習い事ではありません。

 

私たちは「働く場所」として運営しています。

 

仕事があります。

 

一緒に働く利用者さんがいます。

 

職員も、その日の仕事や送迎、施設外就労などを考えて予定を組んでいます。

 

ですから、

 

「毎週この曜日に通う」

 

「週2日なら、まずその2日を続けてみる」

 

というように、自分で決めた日に通うことも仕事の一部だと考えています。

 

週5日でなくてもいい。

 

でも、

 

週2日なら週2日を続ける。

 

まずはそこからです。

 

大切なのは「何日来られるか」だけではない

 

週5日通える人が偉くて、週2日の人はまだまだ。

 

私たちは、そんな見方はしていません。

 

週2日を半年続けられた人と、最初から週5日を無理して1か月で来られなくなってしまった人。

 

単純に日数だけで、どちらが良いとは言えないと思います。

 

大切なのは、

 

その人にとって無理のないところから始めて、働く生活を続けられるようになること。

 

だと思っています。

 

そして、続けられるようになったら、その次を考えます。

 

ずっと同じ日数でなくてもいい

 

最初は週2日だった人が、

 

「もう1日増やしてみようかな」

 

と思うことがあります。

 

午前だけだった人が、午後まで仕事をしてみることもあります。

 

事業所へ来るだけで疲れていた人が、仕事を覚えて余裕が出てくることもあります。

 

そうなったら、少しずつ次へ進めばいい。

 

週2日から週3日へ。

 

週3日から週4日へ。

 

短時間から一日へ。

 

もちろん、すべての人が週5日を目指さなければならないわけでもありません。

 

障害や病気によっては、週2~3日程度の働き方を続けることが、その人にとって一番安定する場合もあります。

 

大切なのは、数字だけを増やすことではなく、その人が働き続けられる範囲を見つけることだと思っています。

 

「働けるようになってから来てください」では順番が逆になる

 

見学に来る方と話していると、

 

「もう少し体調が良くなってから」

 

「毎日外に出られるようになってから」

 

「ちゃんと通えるようになってから」

 

と考えている方もいます。

 

でも、それができないから困っている人もいます。

 

家にいるだけでは、週2日通えるのか、3日ならどうなのかも分かりません。

 

実際に通ってみる。

 

仕事をしてみる。

 

疲れたら、その理由を考える。

 

少し慣れたら、もう一日増やしてみる。

 

その繰り返しの中で、自分に合った働き方が見えてくることがあります。

 

週5日通えるようになってからB型を利用するのではなく、週5日通えないからこそ、B型から始める人もいます。

 

私は、それでいいと思っています。

 

最近の見学を通して感じていること

 

ここ最近、見学に来られる方と話していて改めて感じます。

 

「働きたい」という気持ちと、「毎日働ける」ということは同じではありません。

 

働きたい。

 

でも、今は週5日は難しい。

 

それなら、できるところから始めればいい。

 

ただし、福祉サービスだから何となく通うのではなく、週2日なら、その2日を自分の仕事の日にしてみる。

 

そこから始めるだけでも、生活は少し変わります。

 

そして、その先に週3日があるかもしれない。

 

一般就労があるかもしれない。

 

あるいは、その人に合った別の働き方が見つかるかもしれない。

 

最初からゴールと同じ働き方ができる必要はありません。

 

今できる働き方から始めて、続けながら次を考える。

 

最近の見学を通して、改めて大切にしたいと思っていることです。

 

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