②「迷惑をかけそうで」と言います

見学の前や、最初に話をするときに、
「迷惑をかけそうで」と言われることがあります。


この言葉は、
実際に何かをしてしまった経験から出ていることもありますが、
それだけではないことも多いです。


周りの人に合わせられるかどうか、
作業のペースが遅かったときにどう見られるか、
途中で分からなくなったときに止まってしまっても大丈夫か。


そういったことがはっきりしないまま、
「迷惑をかけるかもしれない」という形で出てきます。


例えば検品の作業では、
同じものを見ていても、
進む速さは人によって違います。


一つ確認するごとに時間がかかることもありますし、
途中で判断に迷って手が止まることもあります。


そのときに、
周りと比べて遅れているように感じると、
そこでさらに動きにくくなることがあります。


迷惑をかけないようにしようとして、
無理に進めようとして、
結果的に手が止まる場面もあります。


一方で、
分からないところで一度区切って、
確認しながら進めている方もいます。


その場合は、
進み方自体はゆっくりでも、
大きく止まることは少なくなります。


スタッフも、
速さや量だけで見ているわけではありません。


どこで迷っているのか、
どこで止まりやすいのかを見ながら、
関わり方を変えています。


通っている方の中には、
最初に「迷惑をかけそうで」と言っていた方もいます。


その中で、
自分の進め方が分かってくると、
周りのペースと比べることが少なくなっていきます。


迷惑をかけないようにすることよりも、
自分のペースで続けられる形を見つけていくことの方が、
結果として長く通うことにつながっているように見えます。


最初に出てくる「迷惑をかけそうで」という言葉は、
その人自身の問題というよりも、
周りとの関係が見えない状態から出ていることがあります。


見学はいつでも受け付けています。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。


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