見学の前や、最初に話をするときに、
「迷惑をかけそうで」と言われることがあります。
この言葉は、
実際に何かをしてしまった経験から出ていることもありますが、
それだけではないことも多いです。
周りの人に合わせられるかどうか、
作業のペースが遅かったときにどう見られるか、
途中で分からなくなったときに止まってしまっても大丈夫か。
そういったことがはっきりしないまま、
「迷惑をかけるかもしれない」という形で出てきます。
例えば検品の作業では、
同じものを見ていても、
進む速さは人によって違います。
一つ確認するごとに時間がかかることもありますし、
途中で判断に迷って手が止まることもあります。
そのときに、
周りと比べて遅れているように感じると、
そこでさらに動きにくくなることがあります。
迷惑をかけないようにしようとして、
無理に進めようとして、
結果的に手が止まる場面もあります。
一方で、
分からないところで一度区切って、
確認しながら進めている方もいます。
その場合は、
進み方自体はゆっくりでも、
大きく止まることは少なくなります。
スタッフも、
速さや量だけで見ているわけではありません。
どこで迷っているのか、
どこで止まりやすいのかを見ながら、
関わり方を変えています。
通っている方の中には、
最初に「迷惑をかけそうで」と言っていた方もいます。
その中で、
自分の進め方が分かってくると、
周りのペースと比べることが少なくなっていきます。
迷惑をかけないようにすることよりも、
自分のペースで続けられる形を見つけていくことの方が、
結果として長く通うことにつながっているように見えます。
最初に出てくる「迷惑をかけそうで」という言葉は、
その人自身の問題というよりも、
周りとの関係が見えない状態から出ていることがあります。
見学はいつでも受け付けています。
気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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