作業の裏側にあるもの

事業所で行っている作業は、一見するととてもシンプルです。


流木ハンガーを作ったり、
古着屋で販売する商品のタグ付けをしたり、
ホテル清掃に向かったり。


外から見ると、「作業をしている場所」に見えるかもしれません。


でも実際には、その裏側で少しずつ調整していることがあります。

 

 


同じ作業でも、同じやり方ではありません


例えば古着商品のタグ付け。


タグを付けるだけの作業に見えますが、


・値札の向きを確認する工程
・袋詰めをする工程
・最終チェックをする工程


と細かく分かれています。


手順が多いと混乱しやすい方には工程を一つに。
座位が長く難しい方には短時間で区切って。
集中しやすい方にはまとめて任せる。


同じ作業でも、関わり方は一人ひとり違います。

 

 


流木ハンガーづくりも「分担」で成り立っています


流木を選ぶ人。
やすりをかける人。
金具を取り付ける人。


すべてを一人で行う必要はありません。


片手の操作が中心になる方でも参加できるように、
道具の置き方や作業台の高さを調整することもあります。


完成したハンガーを見ると一つの作品ですが、
実は何人もの役割がつながって出来上がっています。

 

 

 


ホテル清掃は「働く練習」の場でもあります


外に出て行うホテル清掃は、
作業そのものだけでなく、


・時間に合わせて動くこと
・報告や確認をすること
・周囲と協力すること


を自然に経験できる機会になります。


最初は短時間から。
慣れてきたら担当を少し増やす。


無理に段階を上げるのではなく、
安心して続けられることを優先しています。

 

 

 


作業は評価のためではありません


うまくできたかどうかよりも、


今日は来られたこと。
最後までその場にいられたこと。
少し表情が柔らいでいたこと。


そんな変化を大切に見ています。


作業は、誰かと比べるためではなく、
生活や働く感覚を整えていくためのものだと考えています。

 

 


目立たない工夫が、毎日続いています


特別なことをしているわけではありません。


ただ、その人に合う形を探しながら、
少しずつ調整を重ねています。


だから変化はゆっくりです。
でも気づいたときに、「前よりできている」が増えていきます。


作業の裏側には、そんな積み重ねがあります。

 

 

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