就労継続支援B型というと、
「作業をする場所」というイメージを持たれることが多いと思います。
もちろん、日々の作業はとても大切です。
ただ私たちは、
作業の時間だけを支援とは考えていません。
背景にあるのは「続けられない理由」の多くが生活側にあるという実感です
これまで医療・福祉の現場で関わる中で、
■体調の波
■生活リズムの乱れ
■金銭管理への不安
■将来の見通しの持ちにくさ
といった、作業以外の要因によって
通所や就労が難しくなってしまう場面を多く見てきました。
作業が出来る・出来ない以前に、
生活の土台が不安定なままでは続かない
というのが正直な実感です。
だからこそ「少し先の暮らし」を一緒に整理する時間をつくっています
当事業所では必要に応じて、
■どのくらいの通所ペースが合っているか
■在宅で出来る作業の可能性
■体調との付き合い方
■働き方の選択肢
■生活費やお金の流れ
といった内容を、利用者さんと一緒に整理しています。
いわゆる「ライフプランニング」と呼ばれるものですが、
前へ進めるためというより
無理なく続けていくための土台づくりという位置づけです。
在宅利用の方にも同じ考え方で関わっています
現在、在宅で作業されている方の中にも、
■身体的な理由で外出が難しい方
■通所の体力がまだ整っていない方
■生活リズムを整えている途中の方
がいらっしゃいます。
在宅であっても、
「孤立した作業」にならないよう
生活面も含めて状況を共有しながら関わることを大切にしています。
作業療法士としての視点から
これまで身体障害・精神障害・発達特性のある方と関わる中で、
■出来ること
■工夫すれば出来ること
■今は休んだ方が良いこと
この見極めが、長く続けるためには欠かせないと感じてきました。
「頑張る」よりも
「続けられる形を一緒に作る」
そのための整理として、ライフプランニングを行っています。
支援者の皆さまとも共有していきたい視点です
通所や在宅利用が安定していく過程では、
■生活面
■体調面
■将来の方向性
の整理が大きな意味を持つと感じています。
必要に応じて、関係機関の皆さまとも情報共有しながら、
無理のない形を一緒に探っていければと考えています。
最後に
就労継続支援B型は「作業の場」であると同時に、
これからの生活を整えていく途中の場所
でもあると私たちは考えています。
一人ひとり違うペースを大切にしながら、
無理なく続けられる形を一緒に見つけていきます。
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