失敗しても大丈夫、と本気で言える場所でありたい

就労継続支援B型という場所に来られる方の多くが、
これまでの人生の中で「できなかった経験」を重ねています。


仕事が続かなかった。
周囲についていけなかった。
体が思うように動かなくなった。


そして多くの方が、こう思っています。


「また迷惑をかけてしまうのではないか」


だからこそ、私たちの事業所では最初にお伝えしています。


ここは、失敗しても大丈夫な場所です。

 

 


作業を“頑張るもの”にしないために


私自身、作業療法士として医療現場で10年以上働いてきました。


そこで強く感じたのは、
「できない」のではなく、


“やり方が合っていないだけ”


という場面が非常に多いということです。


例えばインターネット物販の作業でも、


・片麻痺の方でも扱いやすいように道具を工夫する
・測定作業を片手でも行える方法に変える
・写真撮影は補助者と役割分担する


というように、作業そのものを調整します。


人に作業を合わせるのではなく、
作業を人に合わせる


それが私たちの考え方です。

 

 


年齢も障がいも、本当にさまざまです


現在通所されている方は、16歳から70歳まで。


一番多いのは50代の方々です。


身体障がい、精神障がい、知的障がい――
特性も背景もまったく違います。


だからこそ、同じ作業でも関わり方は一人ひとり変わります。


「みんな同じように」ではなく、
その人に合った参加の仕方を一緒に探しています

 

 


小さな成功を積み重ねる場所


最初は短時間の通所から始まる方もいます。
午前だけ、午後だけ、週に数回という利用も可能です。


失敗しないことを目指すのではなく、
「できた」を少しずつ増やしていく。


その積み重ねが、
自信や次の一歩につながっていきます。

 

 


見学は、“できるかどうか”を確かめる場所ではありません


見学に来られる方の中には、


「自分にできるか不安です」


とおっしゃる方が多くいます。


でも見学は、
能力を確認する場ではありません。


安心して過ごせそうか。


それを感じてもらう時間だと思っています。

 

 


最後に


働くことに不安がある方、
もう一度ゆっくり始めたい方へ。


私たちは、急がせる支援はしません。


その人のペースで、
その人らしく関われる場所でありたいと考えています。

 

 

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