【第4回】障がいのある人ほど「生活設計」が必要になる理由

前回の記事では、
働くことと生活の安定は必ずしも同じではない、という話を書きました。


仕事が決まればすべて解決する、というわけではなく、
実際の生活はもっと多くの要素で成り立っています。


そしてもう一つ、
これは現場で感じることなのですが、
障がいのある方ほど生活の形が複雑になりやすいという特徴があります。


例えば、収入の形ひとつとっても様々です。


就労で得られる収入。
障害年金。
家族からの支援。
公的な制度。


人によって、その組み合わせはまったく違います。


また、体調の波によって働き方が変わることもあります。


フルタイムで働ける時期もあれば、
少しペースを落とした方がいい時期もあるかもしれません。


こうした変化があると、
生活の見通しを立てることが難しくなります。


例えば、


・この収入で生活は続けられるのか
・働き方が変わったらどうなるのか
・将来の生活はどうなるのか


こうした疑問が出てきます。


ですが、実際にはこうしたことを
きちんと整理して考える機会はあまりありません


多くの方は、
その時その時の状況に合わせて生活をしていきます。


それ自体は自然なことですが、
生活の見通しが立たない状態が続くと、
「なんとなく不安」が消えないままになってしまいます。


だからこそ、
一度立ち止まって 生活全体を整理することが大切になります。


収入のこと。
支出のこと。
制度のこと。
将来の生活の変化。


これらを一度見える形にすることで、
これからの生活を少し客観的に考えることができるようになります。


当事業所で行っているライフプランニングは、
まさにそのためのものです。

 

ライフプランニングについては、こちらのページでも紹介しています。


次回は、
多くの人が「今」しか考えられなくなる理由について書いていきます。

 

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